クニミツに限らず日本の漫画は長編が当たり前です。
実はこれって日本の漫画の特徴なんですよね。
そもそも漫画ってものはアメリカで生まれました。
4コマですね。19世紀の末、新聞社の顧客獲得競争の一環でした。
というのも、当時のニューヨークやサンフランシスコは、
大人でも字を読めない人が大勢いたんです。
そういう層にも新聞を買って貰いたい。
じゃあどうするかってことで、マンガが生まれたわけです。
日本でもアメリカでも、それぞれ長編マンガはありました。
日本ならのらくろ、アメリカならスーパーマンです。
しかし、のらくろが非常に高尚な扱いをうけたのに対し、
スーパーマンは当時とても低俗な扱いをされました。
というのも、日本には児童雑誌が存在し、
それなりのステータスが約束されていたのに対し、
アメリカでは低俗誌しかマンガを載せてくれませんでした。
借金やポルノ系の広告にまみれるかたちで
マンガが掲載されていたのです。
当然そのまま低俗な扱いを受けることとなり、
売上げも伸び悩むこととなりました。
戦後になり、日本では手塚治虫というスターが登場し、
更なる飛躍を遂げ、今に至っています。
もちろん、手塚治虫が環境に恵まれていたこともあります。
海外の漫画を読んだことあれば気付いたと思いますが、
海外の漫画ってオールカラーなんですよね。
日本でオールカラーはあり得ない。
日本の漫画の歴史はいわゆる「赤本」と呼ばれる
非常に廉価な分厚いハードカバーです。
戦後日本では紙が統制されていました。
出版社も質の高い紙しか扱っていませんでした。
そこに大阪の紙問屋がビジネスチャンスを見出し、
子供にも手の届く統制外の「再生紙」を利用したわけです。
商人の町大阪、やっぱ違いますね(笑)。
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