2006年09月18日

長編漫画の誕生秘話

前回はクニミツの政を取り上げましたが、
クニミツに限らず日本の漫画は長編が当たり前です。
実はこれって日本の漫画の特徴なんですよね。

そもそも漫画ってものはアメリカで生まれました。
4コマですね。19世紀の末、新聞社の顧客獲得競争の一環でした。
というのも、当時のニューヨークやサンフランシスコは、
大人でも字を読めない人が大勢いたんです。
そういう層にも新聞を買って貰いたい。
じゃあどうするかってことで、マンガが生まれたわけです。

日本でもアメリカでも、それぞれ長編マンガはありました。
日本ならのらくろ、アメリカならスーパーマンです。
しかし、のらくろが非常に高尚な扱いをうけたのに対し、
スーパーマンは当時とても低俗な扱いをされました。

というのも、日本には児童雑誌が存在し、
それなりのステータスが約束されていたのに対し、
アメリカでは低俗誌しかマンガを載せてくれませんでした。
借金やポルノ系の広告にまみれるかたちで
マンガが掲載されていたのです。
当然そのまま低俗な扱いを受けることとなり、
売上げも伸び悩むこととなりました。

戦後になり、日本では手塚治虫というスターが登場し、
更なる飛躍を遂げ、今に至っています。

もちろん、手塚治虫が環境に恵まれていたこともあります。

海外の漫画を読んだことあれば気付いたと思いますが、
海外の漫画ってオールカラーなんですよね。
日本でオールカラーはあり得ない。
日本の漫画の歴史はいわゆる「赤本」と呼ばれる
非常に廉価な分厚いハードカバーです。
戦後日本では紙が統制されていました。
出版社も質の高い紙しか扱っていませんでした。
そこに大阪の紙問屋がビジネスチャンスを見出し、
子供にも手の届く統制外の「再生紙」を利用したわけです。

商人の町大阪、やっぱ違いますね(笑)。
ニックネーム 漫画堂 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(2) | 長編漫画

2006年09月10日

クニミツの政

クニミツの政という漫画を覚えていらっしゃる方も多いと思います。
サイコメトラーEIJIと少し繋がっている漫画です。
恥ずかしながら私、最近までサイコメトラーEIJIとクニミツの政、
そして「GTO」の作者が同じ人だと思っていました…(x x。)
GTOだけ別の人だったんですよね、正直驚きました。
主人公の破天荒っぷりやぶつかっていく分野が妙にかぶっています。
教育に触れるところが多いですし、馬鹿力で不死身なキャラも同じです。
借金背負ったり消費者金融、ヤミ金融ネタが
ピンポイントで上手く使われているところもかぶっています。

藤沢とおると朝基まさしって接点らしい接点ないんですよね。
これってBAKIで出てきたシンクロニシティー?
なんて馬鹿なこと言っても始まらないのですが、
何卒末永く当ブログを宜しくお願いします(_ _)
ニックネーム 漫画堂 at 14:38| Comment(0) | TrackBack(1) | マガジン